紹介
西田 賢司 (にしだ けんじ)
1972年、父西田一道、母歌江の長男として大阪府松原市に生まれる。彼は、幼い頃から自然が大好きだった。二歳の頃にはもう昆虫との付き合いが始まっていたそうだ。幼少時代のことを彼に聞くと、こう返事が返ってきた。「春先から秋の終わりにかけ、虫捕り網を両手でかまえ、肩からは虫かごを吊り下げ、叔父の家の裏庭や空き地、時には隣家の庭にこっそりと忍び込み、虫を探していました。小学校の3、4年ぐらいまで続いたと思います。」
どのようにして彼は昆虫を見つけることができるのかは、僕には理解しがたい。しかし彼の昆虫を遠くから見つける才能は驚くほど素晴らしいものである。それは彼の訓練された目なのか、あるいは実践を通じて発達した第六巻なのだろうか...彼に聞かなければならない。いっそうのこと彼と一緒にコスタリカの雲霧林にでかけてみては?
彼は生物学者の間で‘バッグマン’(袋男)と呼ばれている。野外で彼の鋭い目はすさまじい量の採集や度肝を抜く新発見を腰からぶら下げたゴミ袋に貯めていく。彼はこれからもどんどん科学雑誌などに興味深い発表をしていくに違いない。
プロとして彼は非常に高い評価を受けている生物学者であるが、普段の彼は誠実さと素直で気の利くサービス精神を駆られ、仲間から愛されている。